おしんこ盛り合わせのサラダボウル

中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこが異文化で奮闘するブログ

ゲストハウス暮らしの悲哀

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中国からの労働許可証というか招聘状が来ない。
労働ビザ申請に必要な書類である。
予定では、火曜日に来るはずだったのだが…。そろそろ胃が痛くなってくる。
これで来なかったらわたしは中国に行けないのだろうか。なにか書類提出のやり取りの中で失礼があっただろうか。
ちなみに中国では、観光ビザで入った後労働ビザに更新する荒技は使えない。
中国ではこの日に来ると言ったものが一週間二週間は平気で遅れるというが本当らしい。

ここ数日はずっとポストとにらめっこである。
というのも今はただ招聘状待ちで実家に帰りたくても帰れず、友達もいるわけではないため、日々を死んだように過ごしているのだ。

趣味と言えばおととい始めたばかりのこのブログくらいだし、プライベートスペースはベッドしかないゲストハウス暮らしはなかなか辛いものがある。
予定がない日は大概寝ている。

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部屋に窓もないため時間感覚もおかしくなる。しかし家電はすべて同棲解消の時に彼氏に譲ってしまったので今更どこか他に住めるわけでもない。
今は4人部屋に2人なので部屋を広く使えるし、ルームメイトとの関係もまずまず良好で、けしてストレスが多いわけではないし、むしろ家から出たくない、と思うほど家の居心地が良かったことは初めて、というくらいなのだが。
どこかストレスを感じている自分がいるようだ。
家に他人がいることの安心感と不快感はどっこいどっこいである。

今日は一人でシャワーを浴びながら「大丈夫、大丈夫、招聘状が来れば安心」「心配することは何もない」とつぶやいていた。
声がけっこう反響するので他の住人にとってはさぞかし不気味であっただろう。
シャワー室から独り言が聞こえる、軽くホラーだ。

どうでもいい話ではあるが、うちのシャワー室は一畳ない。
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夢がないようだがゲストハウスってこんなものである。
さらに言えば女だけなのでテラスハウス的なことはないしそもそも挨拶や社交辞令以上におしゃべりをするのは20人中2人しかいない。

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一緒にリビングにいても気まずいだけなのでみんなが仕事で出払っている昼間しかリビングには顔を出さないようにしている。
夕飯時でもそんなにたくさん集まるわけではないので、みんなベッドで思い思いの時間を過ごしているのだろう。
 
今日は一応用事があったのだが、家で「行きたくない」と泣きながら呻いているうちに時間を過ぎてしまっていた。
最近はデートや友達との約束すらもこの状態になってしまうので困る。完全に病んでいる(これはゲストハウス云々関係ない問題だが)。
しかしルームメイトがいる時はギリギリと下唇を噛みながら普通を装ったりもする。割と泣きたいときに泣けないのもダメージがあるかもしれない。

しかしこんな感じの病みっぷりで仕事ができるのか今から心配でたまらない。
昨日ポジティブになるというエントリを書いたので気をつけなければ。。。

まだ夕方だが、今日あったいいことを書いておく。
1.外に出て気分転換できた
2.面白い本を見つけた
3.物欲に勝った
今日はいいことが少なかったかもしれない…。