おしんこ盛り合わせのサラダボウル

中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこが異文化で奮闘するブログ

潔く柔く

ああ昨日ブログ書いてる途中で寝落ちしてしまった。顔のむくみとか疲労感がやばい、今日、忙しいのに…。
つら…。
昨日書いてたエントリをアップするよー。


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「潔(きよ)く柔く」は私の人生に大きな影響をもたらした少女漫画で
おしんこ家ではわたしを筆頭に妹、母、もしかしたら祖母も読んでいる傑作です。


知らない人のためにざっくりあらすじ↓


主人公カンナは、高校の時、幼馴染で恋人未満の微妙な関係にあったハルタを事故で亡くす。ハルタが事故に遭ったとき、カンナは他の男とデートをしていた。そのことがトラウマで、それ以来心を閉ざしている(見た目は明るい女の子で、ちょっと陰があるくらい)。

もう一人の主人公は赤沢禄。
小学生の頃、遠足で道路に突き飛ばした女の子と一緒に交通事故に遭い、女の子は即死、自分も生死の境をさまよった経験を持つ男(見た目はチャラ男)。

この2人の周りの人間たち、ハルタのいとこ、当時のクラスメート、大学の同期たちそれぞれの話を展開させながら、傷を抱える二人の主人公が惹かれて行くさまを描いていく。


あらすじ終わり↑


長澤まさみ岡田将生で映画になったことがあるので知ってる人もいるかな?
映画見てないからわからんのだけど。
まぁこの漫画は、主人公以外の話もすごく感情に肉薄して描かれていて大筋だけじゃとても語りきれないので、2時間でまとめるのは無理な気がする…。


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最終章でのカンナと禄のやりとり。
普段チャラチャラしてる禄に、カンナが問いかけるシーン。
カンナはこのあとすごく後悔する。



この二人は単純な同情心や舐め合いで惹かれて行くわけじゃないんだけど、まぁ現実にはそれもいい、きっかけが同情心や傷の舐め合いだったとしてもそれはそれでいいと思う。

罪悪感を、捉われる過去の思いに変えると、ふと自分と重なる。
あの時ああしていれば。
過去は変えられないからな。

そうして身を任せることで、人生の限りなくマイナスの部分も、
トータルで見れば実はプラスだったと思える日がいつかは来る、かもしれない。

うまく説明できないな。
人生万事塞翁が馬って感じかしら。

とにかくこの漫画が面白いって、ことだよ。

今日(昨日)のいいこと!
1.大学の同期とごはん!
2.池袋がとてもチャイナっぽかった
3.航空券をとったー

以上!
今日の夜も更新する予定!
では!