おしんこ盛り合わせのサラダボウル

中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこが異文化で奮闘するブログ

日本語スピーチコンテストに行って来ました

今日は朝9時から日本語スピーチコンテスト予選の審査員として参加した。いやはやなんとも見事であったよ。

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1年生のテーマは、わたしの好きなもの、とか、好きな人とか。
2年生のテーマは、旅についてとか、いろいろ。
3年生は今日やらなかったんだけど、そのテーマは「中国人の爆買いについて」とか。
だんだんテーマが複雑になって行くのがわかる。


そんであらかじめ準備した原稿を(覚えて)読むのが一本。一年生は先生が用意した課題スピーチの暗唱、二年生は自分で考えた原稿を読む。二本目はその場でテーマを与えられる即興のもの。


中国は9月で学年が変わるので、まぁ1年生とは言っても、ほぼ1年の集大成という形。


今日のは予選で、2日に行われる大学全体の大会に出る人を決めるもの。
3年生は無条件で出ることが出来る。
多分絶対評価で、基準に到達してない人は落ちる形。だと思う。2年生で落ちたのは1人だったので。
外国人教師(外教)が評価するとは聞いていなかったし、採点基準が書いてある紙も中国語で書いてあったんだけど、なぜか評価することになった。
まぁ、結局、自分の基準で評価したんだけど、なかなか、評価って難しいもんだなぁ。
それに、学生のとき、こういうのは自分が終わったら完全自由時間で暇してたんだけど、評価側に立つと、全員のを真面目に聞くから時間があっという間に感じる。
なかなか!



そういうわけで先述の通り2年生で1人だけ落ちちゃった子がいて、別にわたしは特別悪いスピーチだとは思わなかったので、他の先生に後で理由を聞いたら、「ナとラの区別がちょっと…」だそう。
ホワ…結構厳しいところ見てるのね…


一部の省の人間は、nとrの区別ができない。
わたしの友達にもnとrの区別ができなかった人がいた。
彼は湖南(フーナン)が発音できなくて、「フーラン」になってしまう。
「その点においてはおしんこのほうが中国語がうまいと言える…」と言われていた(湖南、フーナンは、日本人にとって比較的発音しやすい)。
湖南省の人もnとr区別しづらい。
うちの学生、みんな、湖南(フーナン)の人なのに…。
(中国の大学はいろんなところから学生が来るけど、なぜかうちの大学はみんな湖南省(地元)の出身。といっても湖南省は大きいので、みんな寮ぐらしだが。)



さて今日はうちに水道屋さんやパソコン屋さんが来て、いろいろ直して行ってくれた。


昨日トイレに落としたシャワーヘッドは結局発見できず。
 

通訳の先生「最悪トイレ全部取り替える必要がありますね^o^」


(^∇^)


「わたしもシャンプーボトル落としたことありますけど大丈夫でしたから」


!?


どんだけ太いんだよ水道管……

でも最悪の場合ってそれトイレが詰まった場合ってことであってそれはわたしがトイレ使った後であってつまり……


おっと、考えるのはやめよう。



パソコンとwifiがいっとき復活したけど、友達とスカイプしようとして、マイクとかパソコンに繋ぐ関係でごそごそしてたら、誤ってLANケーブルを抜いてしまったため、wifiの方はおじゃんになった。
明日からまたどうするんだYO……。


ところで今日は。

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このタバコが欲しくて、先日買った店に行ったら、前とは違う店員さんだった。
私「我要薄荷的烟…(メンソールのタバコが欲しいんですが…)」
店員さん「这个(これ?)」
私「不是、绿色的(いや、緑の)」
店員さん「啊、这个(ああ、これ)」
私「不是不是(違う違う)」
(あ〜薄いってなんて言うんだろ…)
私「那个…啊〜不是大的…小的(あの〜大きいやつじゃなくて、小さいの)」
店員さん「?不懂(は?わからん)」
私「那个那个、昨天晚上、我在这里、男人…黑色的…(あの〜昨日の夜わたしここにいて…黒い…)んもう!
「黒い!袋から!タバコを!出して!」

店員さん「!?!?啊、这个吗?(ああ、これですか)」
私「对对对对!!!(それそれそれそれ!!!)」

コミュニケーションは言葉じゃない、心ですね。
言葉を教えに来てるんですが……。

今日のいいこと
1.みんなのスピーチが素晴らしかった
2.いっときLINEがつながった
3.パソコンが治った

以上!