おしんこ盛り合わせのサラダボウル

中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこが異文化で奮闘するブログ

ティーチャートーク

今日は今回の中国滞在で初めての「中国食傷気味モード」になり、日本のニュースを見ていた。まぁもう二週間過ぎたしそろそろね、第一陣。楽しいことだけではない海外生活。
昨日日本では大きな地震があったらしいね。3.11以来だとか…。
なんか、嫌だな。



働きながら生きる、というか、生きながら働く、という感じ。
中国にいる限りこの仕事というものからこころは切り離せないからな。
家も学校の中だし、生活が職場で完結する。

そういえば、わたしが中国で使う日本語は、日本で使うそれとはだいぶ異なっている。
ティーチャートークというか。教師の使う日本語?語彙コントロール?なんて言えばいいかな。日本語教師のちょっとしたテクニック的なものである。
K先生は1年生にのみしているとのことだったので、K先生とわたしの担当学生レベルを多少ズラすために、3年生までやっている。


スラングはもちろん、口語的な表現もほとんどつかわない。たとえば、ゆっくり歯切れよく話すとか。相手が理解してるか様子を見ながら話を進めるとか。順接の表現について、「ので」とか「だから」は使わずに、「〜ですから」で統一するとか。
まぁまぁ、「それマジやばいんだけど!」みたいな言い方をしたところで、学生わからないし、教育上微妙な問題なので、「ほんとうに大変ですね!」「すごくおもしろいです!」くらいの感じになる。


「ので」とか、いちおう、もう習ってるんだけど、やっぱそうはいっても、表現を統一した方が聞きやすいのかなと、今の所は思う。
でも、中国人の先生もいるから、ネイティブに求められてるものはもっと違うことなのかな、とも思う。
まだ、その是非はわからないなぁ。

でも一つ思うのは、ただネイティブだということに甘んじて、なにもしないのはいけないなということだな。

本当は学生のレベルによって自在に使い分けられればいいのだが、なかなか難しい。

あと何気にストレスなのが、完全オフじゃない限りなにかと街に行くのも学生を従えて行くことが多くて、街でも日本語でコミュニケーションしてしまうことね。学生の勉強のためだし、もちろんそのままでいいんだけど…。
わたしは簡単な中国語ならわかるし、話したいし、そしてなにより日本人だとばれたくない(笑)
日本人だとバレると時々面倒なことがあるのヨネ…。
悲しいかな反日国家。
このあいだも学校の近くの商店のテレビで抗日ドラマやってて、うーんって気持ちになったYO!


やっぱこの年で海外に出るということは、日本語教育業界ではなかなかアレなこと。
まず海外でのキャリアは日本の日本語学校で認めてもらえないし、わたしは就業経験のないセカンド新卒なので、多分日本に戻ったところで「大学卒業して…ニートしてたわけでは、ないみたいね?」
くらいの扱いしかされない。
先輩K先生に提案されるキャリアアップも、「この年でここで経験積めば、何年か後には長沙に行けるし、いずれは上海や北京だって夢じゃないよ」という感じのもので、日本に帰る選択肢は基本的にない。
さて、どうしようかな。
とりあえず、日本語教師としてあるべき語彙や文法のチェックを日々忘れないようにすることかな。


日本で生活できる人を本当に尊敬する


今日のご飯はジャガイモの千切り炒め。
これかなりうまいし、手間もそれなりにかかるんだけど、なにしろ栄養の偏りが。
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今日はビタミン剤を片手に食べたよ。
お米は、指定水量の二倍弱で炊けばそこそこ美味しくなることがわかった。f:id:oshinko_mori:20150531220317j:plain
お米の種類によって、指定水量違うんだよなぁ。

よし!
今日のいいこと
1.市街地に行って肉を買うことができた
2.晩御飯が美味しい!
3.中国食傷気味モード(今季初登板)を乗り切った!

これから学生の名簿作って明日に備えるのと〜、
水曜日の授業に向けての準備〜。
がんばりまん。

では!