おしんこ盛り合わせのサラダボウル

中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこが異文化で奮闘するブログ

今日の授業であったちょっとドラマのようなひと幕

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そういえば、もう、一か月以上前なんだけど、北京空港の保安検査場で見たこのケータイとか移し替える用の箱(なんていうかは知らない)。

 
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このブランドのロゴらしくて、もちろん漢字で書いてあるんだけど、
なんだろう…
既視感がある、どこか、他の国で…。
 
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モンゴル文字だろうか。
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調べたところ、この阿尔山はモンゴル方面の山らしいから、正解はモンゴル文字かな。
 
なかなか、かっこいい文字じゃないですか。結構好き。こういうの。
 
 
 
今日の授業で。
教科書の活動で「時間が止まってほしい時」というテーマで話そうというのがあったので、やってみた。
 
青がわたしね。
「はい、今日のテーマは『時間が止まってほしい時』です。みんな、時間が止まってほしいと思ったことがあったら話してくださいねー」
「時間が止まってほしい時ですか~、わたしの場合はですね~最初に彼氏ができた時かな?」
学生たち「(苦笑)」
「わたしは音楽を聴いてるとき」
「わたしは○○ちゃんが笑っているときです~」
「あ~、レズビですね~?」
「…(…こいつら子供みたいなこと言ってるな…)」
「わたしは誰が恋人同士でも、気にしませんよ(にっこり)」
「わたしは家族団らんのときです~」
「いいですね!」
「わたしも家族団らんのときです」
「わたしも」
「そうですか、いいですね(みんな同じだなぁ…)」
 
ここで、隅の学生が一人手を挙げた。
 
「先生、わたし」「…わたしは、今、です」
「どうしてですか?今日は三連休明けだからしんどいかな?」
「いいえ 先生、わたしは夏休みが始まったら 日本に一年留学することになっています」
「えっ(はじめて聞いた)」
「わたしは、わたしは…不安もあります。それにみんなと離れるのが、とても…」
言葉に詰まる学生。
あわわ、泣きそう…。あわてて慰めたら、元気のない笑い声。
「なんだか、悲しい雰囲気になってしまいましたね」
誰かがそう言って、すこし、空気が和んだ。
ドラマみたいな展開にちょっと驚いた。知らなかったとはいえチョイスが悪かったかな…。
でも、留学すること自体はすごくいいことだと思うので、無駄にならないように頑張ってもらいたいね。
わたしも昔、自分が三か月中国で調査やると言った時や、友達が半年ブラジル行くと言ったとき、今生の別れかのような気分でひたすら呑み続けたことがあるけど、3ヶ月とか半年って結構あっと言う間で、あのときの別れは一体何だったんだくらいあっさり帰ってくるからな。元気出して、がんばってほしいね。
 
 
 
そういえば個人的なことなんですが、すでに虫の息だった彼氏と別れました。まーなにかと、思わないわけではないけど、あまり立つ鳥あとを濁さないで、ね。
もう気持ち的にはずっと前に終わっていたので感慨はないです。
中国人と恋愛すべきか?とも思ったんだけど、今は、やっぱり元彼との関係を修復していきたいと思っている。
その人に対しての感情は、愛しているとか、好きとかいう気持ちとは少し(かなり)違うんだけど、でもほかの人と恋愛するとなると、その人とは連絡を絶たなければいけないわけでしょ。家族とさえ、健康な関係を築けない私にとって、その人というのは本来、家族にも匹敵するくらいに大事な存在。
自分のこの執着心が病んでると感じないこともないけれど、自分の気持ちにうそをついたり、無理に忘れようとするのは苦手なので、その人がわたしと別れた時と同じくらいに、完全に拒絶する日が来るまでは、追いかけようと思うわ。
なんて、超超個人的な、内容。
 
明日は朝早いからがんばらなくては。
おやすみ!