おしんこ盛り合わせのサラダボウル

中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこが異文化で奮闘するブログ

「海外旅行で人生変わった」

今週のお題「海外旅行」

はてなブログで出してるお題に参加してみました!
テーマは海外旅行。
海外旅行はけっこうしてきたので、思うところ多くありなん。
 
旅行はほんとうにいいもので、新しい知見が得られるし、社会人ならリフレッシュできるでしょうし、一人旅なら頭も使います。
 
わたしにとって旅行とは、「ただ、命を燃やす」そのためのものでした。
 
一人で何かを計画して実行すること、頭を使うこと、心を使うこと、知らない土地の空気を吸う、言葉が通じなくてもコミュニケーションする、あるいは英語を使う、
命を燃やす、全ての要素が旅行の中にありました。
むしろ、日本にいた間は、ほとんど死んでいたと言ってもいいくらい。外で、空気を吸う、その間だけ、わたしは命を取り戻したようでした。
そのくらい、わたしにとっての日本は、息苦しい国でした。わたしがADHDなのも、大きな原因だと思います。
 
そんなわけで、特に学生バックパッカーさんには、親近感を覚えます。
でも、「インドに行って人生変わった」
と、旅行から帰ってきてホクホク顔の大学生が言っているのを見ると、違和感を覚えます。
 
「インドに行って人生変わった」
っていうのは、旅行でインドに行ったらそこでインド人と恋に落ちてそのまま帰ってこなくなったあるいは、ガンジャにはまってそのまま現地で死んだのときに言うべき言葉です。

簡単に「人生変わった!」とか言う人は、おおむね、元々の人生観がさしたるものではない場合が多いです。そういう人は毎回当人の中の「常識」をひっくり返されているのです。まず、自分を知り、日本を知り、それから海外に行った方が、ギャップが少なくていいかもしれません。

 

 でも、それを踏まえた上であっても、わたしはこう言うでしょう。

 

「中国行って、人生変わった。」

 

だって、中国という国が大好きになって、ここに住むということを、決めたくらいなんですからね。

ネトウヨで、フリーチベットを言っていたわたしが、チベットに行って、報道と現実のギャップに気づいて、もっとこの国について知りたいと思った。

どんどんこの国を愛するようになって、ここに住むことまで決めてしまった。

確かに、わたしの人生は変わったと思うんです。

そしてそれは、もしかしたらあらかじめ決まっていた未来かも、しれない。

鬱も治った。

海外旅行に行ってなければ、こんなこと、絶対あり得なかった。

 

そして奇跡みたいな友達との出会い。

 

来週には、そのとき出会った友人の媛媛がこの街に来ます。部屋を片付けて、お迎えの準備だ。今でもその交流は続いているんです。

海外旅行っていうのは、もしかしたら日本にさして適合できていなかったわたしみたいな人に、日本じゃなくても生きていけますよということを、そんな可能性を与えてくれるものかもしれません。

わたしはこの出会いに、きっと一生感謝し続けるでしょう。

 

今日あったことは、ネット麻雀の上海麻雀をやってみて、

今までやっていた麻雀のやり方では勝つことができないということに気づいて、あわてて上海人の友達に「これどうやったら勝てるの!?」と聞いたことでした。

上海麻雀は、かなり限定的な上がり方じゃないと、勝てないらしいです。

うーん、地方麻雀のルール覚えるのなかなか面倒だな。

実は麻雀はあまりいい思い出がないです。

12歳だったとき、家族で毎晩、子供向けのドラえもん麻雀(ドンジャラ)をやっていました。

そのとき、リーチした後、上がり方を変えたときがあって、これはルール違反なんです。

父がそれに気づいて、

「リーチしたあと上がり方変えるのはルール違反ですよ!!!?」と言われて、泣いてしまって。母がわたしをかばって「そんな厳しいこと言わないでよ〜」と言ってくれたのだけど、それ以来ドンジャラをするのはやめました。

正直、12歳の子供に、リーチの細かいルールを詰問するのは厳しいですよ、父…。

でも、娘は13年の時間をかけて、無事、麻雀を克服してやるようになりましたよ。

なんてそんな昔の話。

さて、明日は生まれて始めて、結婚式に招待されています。

中国式どころか、成人してからの結婚式自体もはじめて。

楽しみです。チャイナドレス買っててよかったわ〜。

そんなわけで、明日はいそがしいのだ。

ではでは、おやすみなさいです。