紅楼夢の話・その2/がんばれ、バオチャイ
先日こんな本を買ったよということでアップしたところ、
キャラのデザインが昔流行ったドラマに似てるというコメントをいただいたので、ちょっと調べてみた。
左から主人公宝玉(バオユ)正ヒロイン黛玉(ダイユ)準ヒロイン宝钗(バオチャイ)。
主人公がヒロイン二人と名前がかぶってるね。
前回記事を書いた時は日本語読みしたけど、準ヒロインのバオチャイが「宝なんとか」はあまりにかわいそうかなと思って今回は中国読みしてみたよ。
調べたけど、バオチャイのチャイの字「钗」は日本語にはない文字のようだ。
んでんで、紅楼夢は近年だと2回ドラマになっているらしい。
一回目は87年。二回目は10年。
一回目のほうが原作に忠実だと言われたのでそっちのほうを見ようと思うけど。
今考えたら、わたし、「87年のほうがジンディエン(経典(的)=原作に忠実)ですよ」と言われて納得してたな。マレー語と英語と中国語が混じってぐちゃぐちゃになってるシンガポールの英語…シングリッシュとか、こういう感じで生まれたんだろうなぁ。
えーさてさて最近のほうからみてみますけど。
2010年。
うーん。まあ。
わかるっちゃわかる。雰囲気は伝わる。赤とパステルカラーの服もまあ近い。
けど、宝玉、オールバックやな。結構違うな。
バオチャイがいなくてかわいそうなので調べてみたけれど、
どれがバオチャイ…かな…?羽飾りみたいなのがバオチャイのシルエットか?
わからん。バオチャイ、消失。さようなら。仕方ない。なんか、デザインもモブキャラみたいだし。
んで次。87年。
おお!
まさしくこれですやん!!!!!
まんまやんけ!!まんま!!
メインの二人は87年版だ、これはわかった。
というわけで続いてバオチャイを検索。
あれ…
やっぱなんか一致しないな…イメージ違うな…
っていうか…さっきの画像…
2010年版のバオチャイ…
同じ人画像に映ってるよね?
なに?バオチャイは87年から全く老いてないの?
っていうか空気なの?
えっちょっとこれは可哀想なんじゃない…?
学校で「黛玉とバオチャイどっちが好きですか?」と聞いたら、
黛玉派1人に対してバオチャイ8人という大差でバオチャイが人気だった。
黛玉はちょっと気が弱いし神経質だから、という声が多かった。
黛玉派の子がちょっとか細い声で「わたしは…ダ…ダイユ…」と言っていたのがまたなんか哀愁をそそる、よね。
バオチャイが人気あるなら、もっと出させてあげて…。
全体的な雰囲気はなんか2010年版のほうがモダンでキレイでいい感じだけど。
原作に忠実なほうを知ってこそかなと思うのでまず87年版を見ます。
あ?中国語?わかんねーけど仕方ねーだろ!
87年版の黛玉役を演じた女優さんはもう亡くなっているらしい。
ちょっと残念だな。
日本から本を送ってもらう時に、紅楼夢の日本語版も送ってもらう予定。
やっぱり母語で読まんとわからんのじゃ!!!!!
おやすみー!
個人的メモ
最近聞いている曲・因为爱情,简单爱,小苹果,如果没有你,这就是爱
最近見ている番組・爸爸去哪儿,红楼梦87,
見たい映画と番組・重返二十岁,花儿与少年,我们结婚吧,runningman
消化しなければならないものが多い
がんばろ