おしんこ盛り合わせのサラダボウル

中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこが異文化で奮闘するブログ

中国語テンキー入力の妙

おしんこです。こんばんは。

昨晩は人生で最悪の夢を見ました。戦争で人の首がポンポン飛んでる夢でした。しかも初夢の日に。考えるだにつらい。
あまりのことに、深夜飛び起き、手に血糊がついていないことを確認して再度寝ました。
最悪の新年って感じです。
 
書きたいことが頭の中にたくさんあるけれども上手く文章にならない。
自分の中でまだ系統だった知識になっていないのでアウトプットできないでいます。
こういう状態って結構長いんですが、とてももどかしいです。1日に読める文章には限りがあるし、人間の一生は知識量を追求するにはあまりに短すぎる。
 
もやもや。
 
今日は携帯で中国語を入力するときの話をします
日本語の携帯でも、テンキー入力ってあるじゃないですか、ケータイで文字を打つ方法。
最近はフリック入力ってのも流行ってますよね。あれって一度覚えると早いんだよね。
 
中国語に、ひらがなカタカナのような表音文字はないけれど、各漢字にピンインというアルファベットが割り振られています。
まあフリック入力のように直接は打てないんで、若干打ちづらいかなと思ったら、まーそーでもないみたいで。
 
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この拼音九鍵っていうのが、中国版フリック入力(に相当する簡易入力方法)。
 
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見た目はこのような普通のテンキー。
中国語のピンインってある程度パターンが決まってるんですよ。
だからある程度キーを一緒くたにまとめちゃっても大丈夫みたいなんですね。
たとえば、ふつう、bを打ちたい場合は2のキーを二回押すよね。または、フリックなら左(か上)に指を滑らせるよね。
 
でも中国語のピンインはある程度パターンが決まってるから、2のキーを一度打つだけで、a b cのどれでも選べるんですよ、組み合わせで一つの漢字を作るっていうか。
 
子音の後に母音がくるのが基本ルールなので、2→3と打てば、abcのどれか→defのどれかの組み合わせのうち、中国語にない組み合わせを勝手に弾いてくれる仕組みです。
2→3と打ったとき、基本的に中国語で使われる組み合わせはceしかなく、ほかは外国語か、母音であるaが独立していて、次の言葉の最初の音というパターンになる。
 
たとえば、是非お手元のテンキーまたは上の画像を見てもらいたいのですが、中国(zhong guo)って打ちたい場合は、
94664 486 と打てばいいというわけ。
同じ94664で一つの漢字を表現するピンインの組み合わせはほかに「xiong」ってパターンしかないから、変換候補にxiongとzhongしかなくって、そこから選べばいいんです。(まあ、ほかにも一応xin
とか短い候補は出てくるけどね。)
 
というか、もっと言えば、
9(zを表現)4(gを表現)だけで、予測変換候補に「中国」って出てくるからもうそれでいい。
こうなると日本語より早く打てるようになってきます。
慣れてくるとなかなか便利で、四字熟語だったら、中国語のキーボードにして打ったほうが早いくらい。
いやほんとに。
 
最初は2を一度打つだけでabcのどれでも選べるなんて知らないから相当苦労しました。このルール知らないとほんとに頭混乱する。
中国のはじめの一文字、zを打つために9を4回押したら、休息休息(xiu xi xiu xiでxを四回入力したという認識)って表示されてて意味がわからないのなんの。wtfって感じでした。
 
まあフリック入力もそうだけど、ほんと各言語に最適化された入力方法ってよく考えるよな、頭のいい人っているもんだよな、って、思う。笑
 
とまあ今日はこのへんで。
おやすみなさい、じゃなかった、試験作らないといけないんだった
おしんこ、がんばり、ます。