国慶節は成都に行きました!
こんにちは!
10月1日から7日まで、中国は国慶節でした。
中国人がゴールデンウィークというとき、ふつうはこの十月です。
んで、昨年、「どうせ日本に帰れるわけではないし、中国にいると観光地はどこも人でいっぱいだし…」と出かけなかった結果
ちょっと想像以上に精神に異常をきたしましてね…。
毎日毎日、仕事もないし友達もいないし学生は実家に帰ってるしで頭の中は「死」の一文字がぐるぐるぐるぐるしていたので
今年は旅行に行くことにしました♡
ほんとは海外に行きたかったのですが、予算的に無理だったので、
成都に行くことにしました。ほんとはチベットに行きたかったのですが時間的に断念。
成都まで乗り換え含め電車で28時間かかるので、そこからさらにチベット文化圏までバスで14時間は、一週間の休暇の中ではちょっときつかったのです。
成都は四川省の省都。大都会です。三国志の蜀の都でもあり、古くから栄えていました。おしんこは五年ぶり二回目。前チベットに行った時のベースキャンプでした。
基本的になんでもあるのは沿岸部のみだと思ってらっしゃる方も結構多いと思うのですが、いやー内陸部に成都という雄ありって感じ。マジなんでもある。
さてここで私の住んでいる街を見てみましょう。
(にっこり)(もちろん市街地はもうちょっと人が住める感じですが、マクドナルドが一軒、ケンタッキーが二軒、スタバはなし、というあたりで察していただけたらと)
成都には、スタバはもちろん、すきやもあり!すきやは中国では「食其家」という名前です。シーチージャーと読みます。
伊勢丹・イトーヨーカドーもあるので、日本っぽい食品をたくさん買って帰ってきました。
パスタ・パスタソース・カレールー・ツナ缶・シチューのルー、チョコレート。
あとなんか口臭スプレーとか生理用品とか。
そして案外高くないのね。中国のものよりは多少高いけど、馬鹿みたいに高いわけじゃなかった。そんなもんか。
ユニクロがあるのがすごくうれしかったー!
わたし、いろいろあって(具体的に言うと太ももがほかの体のパーツに比べてやけに太くて店の人が勧めてくれたズボンが履けないなど…。……。)ズボンはユニクロでしか買わないと決めているのですが、張家界にはユニクロがなく、けっこう深刻に困っていたのでした。
中国のユニクロで買ったスキニージーンズ、日本の同型商品より股上が深いので、おしりの大きいおしんこには非常にありがたい仕様でしたわ。
あと、スキニージーンズの系列で両ひざに穴が開いてるジーンズが売っていました。
中国らしいな!!!たぶん日本にそのラインナップはない!!!
…というわけで都会へお買い物旅行の様相になってきたのですが、一応パンダも見ました!!!
前回成都に来たときは、ガッツリ桂林~雲南省の旅行した後だったし、チベット旅行を控えてたから、ずっと寝てたんだよな。笑
しかも子パンダを見るためには早起きしなきゃならないってことで前回はパスしてしまったんだよね。
さあ!来い!子パンダ!!!!
…多分これがベストショットだよ…
小さいパンダかわいかったけど…。人が多すぎて思うようにはいかなかったよ…。
なんか、パンダ基地という性質上、(つまり、パンダを見るためだけに普通の休みで成都に来る人はあまりいない)国慶節の込み方がすごいんだと。
ガイドさんの話では、国慶節初日は2000人しか来なかったのに、その翌日からは四万人の来場者があったそう。
もうどこに行ってもすごい人で。
諸葛亮廟の近くの普通の道。
人酔い。
あとまあせっかく成都に来たってことで、四川の伝統劇(川劇)もみました。
あの有名なやつよ。顔が変わるやつ。変面だっけ?
ホテルの受付で予約したんだけど、お金払ったあと「あっごめん!もう売り切れてたわ!」ってなって、「ちょっと安いチケットで前座みたいなのが見れるからそれはどう?クオリティは低いんだけど…」って言われたので前座だけ見ることになりました。
まあ…クオリティは確かにちょっと…
最初説明を受けたとき、「いやなんでチケットを売る側がクオリティ低いとかいうのwww」と思ったんだけど確かにうん…。
具体的には、日本に来て公演するようなトップの人は「全方面からスローモーションカメラで撮ってもまったく仕掛けがわからない」という高等技術の変面なんだけど、ちょっと!あの!
仕掛けがちょっと見えちゃってた!うん!
ああっ!って思った。
あともう一点、日本で子供の遊びとして、手で影を作って遊ぶじゃん?あれが演目の一つにあった!わたしは「ええ…」って思ったけど、中国人のお客さんはめっちゃ盛り上がってた!中国では影作って遊ばないのかな…?
まあ雰囲気は味わえたからよしです。あと変面のトリックが見破れるという貴重な体験ができた。笑
そんなこんなで今回の旅行はこれで終わりです。
もうこのブログ、中国生活っていうより旅行ブログになりつつあるな。笑
まあ、
中国人の友達もできたしたのしかったー。中国語の能力がどんどん上がってると実感できるのがうれしい!
ちなみに四川語はまったくわかりませんでした。
四川省とか湖南省って山が多くて言語の地域差が激しいから、「四川の共通語」「湖南の共通語」があって、それは「中国の共通語」とは違うものらしい。
それは…なかなか…。
各地の方言をできるようになるのはちょっともう、むりっすわ。笑
さて、今回はこの辺で。
この間、日本のテレビを見られるようにしたらQOLが爆上げなので、今度はそんな話をしようとおもいまする。
ではね!
※おまけ※
もともと行きたかったチベットの町というのがこちら(厳密にはチベットじゃなくて四川省内のチベット文化エリア)
「色達」です。
鳥葬も見られるらしい。
世界にはいろんなところがあるな…私の持ってる地球の歩き方(中国)には載ってないけど、すごいところだな。いつか行けたらいいなー。
やっぱり国内たくさん旅行しなくちゃ!
中国語ができるようになったから、もっと使っていきたい。