おしんこ盛り合わせのサラダボウル

中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこが異文化で奮闘するブログ

中国の大学にはなんでもある件。


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サイゼリヤ。(最後の文字は繁体字の「亜」だが、発音は「ヤ」。どーでもいい…)北京郊外のジャスコにて。
当然「意式」つまりイタリア料理扱い。

時々メンヘラを極めることがあって昨日とかもそうだったのだが、
自分の感情を剥き出しにした方が圧倒的にアクセスが増えたのが悲しいところである。

さて、先日(2日前)のエントリのような経緯(3人の親友を訪問するため、中国に帰ってきた!中国滞在時の登場人物はおよそ大媛、媛媛、わたし、宣言の4人。人物を区別しないと書けない、ごめんなさい(´・_・`))で、わたしと友人の大媛は同じく友達である媛媛の待つ武漢に向かった。

宿は媛媛の大学寮だ。

寮に部外者が泊まるってなんとなくグレーな気がするが、あえて追及はしまい。


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こんな感じ。首に濡れタオル巻いてるのは暑いからではなくオシャレだと思っていたからである。マジです。

宿舎の部屋は二段ベッドが六台、12人1部屋で、うろ覚えだがそれが1フロアに7・8部屋あって、それが6階くらいまである。
12×7×6=504
500人くらいが居住できるということになる。
日本在住の中国人の友達に話したら「12人一部屋は最近あまりないな…」と言われた。前時代的なのかも。
シャワー室はあったが、入れる日は週に何回とか決まっているらしい。
他の大学の友達は、お湯が出ないのでポットで沸かしたお湯と蛇口の水を混ぜて浴びていると言っており、寮の入り口に大量のポットが置いてあった。なぜ入り口に置いてあるかは不明。
うーん…。中国の大学生活はなかなかキビシー。
地元民でも、寮に入るようだ。アメリカもそんな感じだと聞いた。日本の実家生よ、家を出たまえ。…余計なお世話か。

中国の大学は日本の大学とけっこう異なっている。完全に一つの街として成立しているのだ。
学生宿舎、教員宿舎、また、学生の家族が大学を訪れた際のための宿泊施設、下手するとラブホテルまであるという(これは私が実際に見たわけではなく本で読んだもので、敷地に隣接してるという意味かもしれない。中国の大学生カップルは学内どこでもイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャしているから、そのくらいあっておかしくない)食堂は数え切れないくらいあり、陸上トラック・プール等運動施設も当然整っている。スーパー、飲食チェーン店、ケータイショップ、本屋。至れり尽くせりである。大学から出ずに生活できる。
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もはや街(写真は成都にある別な大学。先述のお湯が出ないところ)。

自然も多い。媛媛の大学については敷地内に巨大な湖があったし、夜は木々がライトアップされる。…木をライトアップする時に中国では緑のライトを使うらしい。日本と若干感覚が違う…。

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これが!!大学からの眺めだと!!?


余談だが大学1年は集団行動の訓練があるらしい。軍服みたいなの着てる。初見でちょっとびっくりした。


わたしは他国の大学で暮らすなんてかなりレアなのでとても楽しかったのだが、
大媛にとっては不満だったようである。
まぁ25時間も電車に揺られて自分が経験してきたのとなんのかわり映えもない大学生活はつまらなかっただろう。
これはこのあと大きな火種になってしまうのであった。

ちゃんちゃん。


今日あったいいこと!
1.住民票の移動が済んだ
2.荷物を詰めきった
3.シロノワールがおいしかった

引っ越しについて作業がどんどん進む〜。
今日は住民票の関係で前住所の市役所に行った(ゲストハウスに越したことは市役所には内緒である)。この街に来るのはきっと最後になるだろう。胸が痛くなる。
今まで、6年間、お世話になりました。
次に来る時はきっとこの街には住まないだろう、思い出が多すぎるから。
もう泣かない。