おしんこ盛り合わせのサラダボウル

中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこが異文化で奮闘するブログ

ゲームフリーク!!!

今日はオフィスアワーでゲーム大会して、例の如く花札教えたり、逆にいろいろおしえてもらったり。延長戦でご飯屋さんに行ってさらにゲームしてました。(うーん文化交流ではあるが日本の教育としては不適切かな?)
百人一首やりたいです!と言われたからすごく意気込んでいる。(もともと採用の際わたしのウリは「百人一首ができる」ことだったので解説書とかめちゃめちゃ持ち込んだのだ!)
 
これはトランプ麻雀に近い、貳觜拾(二七十)というゲーム。チーとかポンとかもある。限りなく麻雀。ちなみに麻雀は中国語だと「麻将」。
この貳觜拾は、昨日わたしがやりたくて買って来ていたもので、学生にやりかたを教えてもらっていたのデス!
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すっっっごく面白い!これ日本でも流行ればいいのに~。
わたしが花札大好きなように、学生にもゲームに精通している子がいて、その子を中心に。この子がまた、普段本当に真面目に授業受けてる子なもんで、ギャップが面白かったりして。
 
中国ではけっこう、麻雀というものは女性のスポーツみたいなところがある。
日本で女の人はそんなにしないけどね。中国における麻雀は、日本のそれよりもっとポピュラーなゲームなので、時間に余裕のある主婦がみんなこぞってやっているとのこと。
正直中国に来て初めてのころは、女性が麻雀やってるの結構びっくりした。
 
中国では女は煙草を全然吸わないので、わたしが吸うとすごく不思議なものを見るような(言葉を選んでいます)目で見られるのとたぶん、近いものを感じる。
 
ほんとこれは文化の違いによる偏見で申し訳ない限りなのだけど、
ものすごく優秀な(女子)学生がこういうゲームのことになると顔つきが変わって、もう「DEATH NOTE」の月みたいな不敵な笑みを浮かべながら、
「先生?このカードを捨ててもいいですよ?ただ、わたしくらいになるとさまざまなパターンを想定しているので捨てませんが、ね」と言うのはなかなか見ていて面白いものがあった。
 
それでゲームしてたら、雨が降って来て。学生の友達に傘を持って来てもらうことに。電話口の声が聞こえて、
学生の友達「えっ今外にいるの?なにしてるの?」
学生「飯屋で(トランプ)麻雀打ってる(打牌)」
学生の友達「えっ麻雀打ってるって!?」
麻雀打ってるとか不真面目だと思われますよ!って、みんな声を殺して爆笑。
その感覚は、中国も日本も、共通。
 
わたしの誕生日が近いので、「誕生日に雀卓をプレゼントしますよ!(もちろん小さいやつ)」と言われているのでとても楽しみ。
雀卓が来たら学生もうちに呼んでみんなでスイカ食べながら麻雀するのだ!!!!
 
すごい余談なのだけど、中国は結構、日本でいう旧暦(中国では農暦という)を使っているので誕生日が二つある。ひとつはもちろん西暦の誕生日。わたしは7月25日。もう一つは旧暦換算。わたしの場合、1990年7月25日(うわぁ歳がモロバレだわ…)は旧暦で1990年6月4日だったので、旧暦の6月4日も誕生日になる。2015年は7月19日。
西暦と旧暦、どっちを優先するかは地方によって違うらしいけど、都会は西暦が浸透してるみたい。
旧暦に換算すれば、ギリギリ夏休み前(20日から夏休み)。みんなでお祝いしましょうと言ってくれた。
顔がにやけてしまうわ。もうイイ歳なのに。
 
もうさーもう、夏休みむしろ学生と一緒に遊びまわってもいいくらいだよね。
この街は大きな観光名所だけど、まだ、全然観光してないしさ。
学生と友達気分はダメ、と思ってたけど、すでに、グダグダになりつつある。
よくないことではあるんだろうけど、正直、毎日こうやって遊んで話してだと、「距離を保とう保とう」と思ってもなかなかね…。
わたしの心が弱いのもあるんだけど、友達がいないという結構ジワジワくるダメージを受けているとなおさら…。うう…。
 
みんな3年生だから来年卒業かと思うと泣けちゃう。みんな卒業したら絶対泣くんだろうな…。
日本語能力検定試験(JLPT)が7月5日に終わるので、そしたらみんなで遊びに行くのだ!!!!
 
学生といると花が咲いたようにたのしいけれど、また、家で一人になると、ふと悲しみとさみしさが来るなぁ。はぁんはぁん。
 
今日は本当は中国将棋のやり方を書こうと思ったのだけど、前ふりが存外に長くなってしまったのでこれで終わりにする。
中国の将棋についてはまた今度。
といっても、もちろん、中国の将棋をみんなやってみてねってことじゃなくて、あくまでも豆知識というか読み物的な感じで。笑
 
今日のいいこと
1.学生たちとの時間が、本当にプライスレス
2.授業がほんと無事~に進行
3.暑くも寒くもなく!
 
よし、明日も授業など、がんばるぞ!
だんだん要領がつかめてきて、仕事がどんどん楽しくなってきたよ。
そしてそれと比例するように、さみしさも募ってくるのだ!
がんばる…!
おやすみ!