病み期
もっとも激しく精神を追い詰めて来るのはやっぱり体調だ…。
具合が悪いと、孤独を強く感じる。
熱が出た。吐き気もする。なんで突然…、あ、いや、突然じゃない。おとといから立ち上がるのもつらいというレベルで疲労が出てたなぁ。
おしんこ、実家を出た後の6年のうち、4年は元彼氏と住んでたから、実際ほとんど一人になったことがないんだ。
ずっと甘えてたな。考えると悲しくなるからやめよう。
美しい過去を思い出したところで、もうそれは手に入らないのだから。
多分中国とか日本とか関係なく、一人暮らしのときに風邪を引くとさみしいんだろうな。
さみしいからといって、家族に連絡したところで、何の助けにもならないし、「気兼ねなく」連絡を取れる友達なんていないし…。
いたとしても無視されるし…。VPN繋がらないし…。
(;_;)
なにもかもおしんこが病気なのがいけない。
というか病気じゃなくて、ただ考え方の問題なのかも。おしんこの場合、ちょっとでも失敗するとすぐリセットボタンに手が伸びて、やり直そうとしてしまう。この気持ちが「死にたい」なんだよ。
なかったことにしたい。
というか生きることにもう飽きている。
あるいはただ単純にさみしさがあるだけで、それから逃れたいだけなのかもしれない。
愛する人に愛されたいんだよね。
ただこれだけなんだよ。
でもそれをもっていた過去の時代には、仕事がなく、生きる意味がなくずっと死にたかった。
ないものねだりなんだ。
手に入れたかったものは全部手のひらの上から滑り落ちていく感じがする。
どうしてだろう、どうして他のものでは満たされないんだろう、自分は語学を学び文化を学び、一年前、二年前の自分と比べて見違えるほど知識を身につけているはずなのに、人生の大きな目標もある程度定まったであろうに、どうして今さらこんなしょうのないものがほしいなんて思うんだろう。
愛する人には愛されず、関わりたくない人にばかり求婚される。
執着しなくなるためにはまだもう少しの鍛錬が必要なのか。
つらく悲しい夜は更けていく。
泣きながら明日を待つ。
はぁ。