おしんこ盛り合わせのサラダボウル

中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこが異文化で奮闘するブログ

中国の大学についてなんでも

お疲れモードです。
寝ても寝ても、風呂に入っても、レッドブルを飲んでも、疲れが取れない!
どうしても辛くて朝の用事を吹き飛ばしてしまった。

今日は中国の大学の話。

◯中国の大学は基本的に国立大学。
私立もないことはないけど、専門学校みたいな学校(中国語で三本大学と呼ばれる。ランキングで明確にランクわけされているみたい)。
おしんこのいるところは二流大学(二本大学)。学生の話を聞いてると、一流大学(一本大学)目指して入試でしくじった子が多い。笑
苦い苦い。

わたしの大学も志望大に落ちた子が多かったから、なんかわかる(実際おしんこも第一希望の大学は落ちたし)。でも、「希望の大学に入っていれば今頃は…」と思っているうちは、芽は出ないんだよなぁ。この大学で一花咲かせたるわ、って気にならないと…。うーん(苦い顔)


◯んでね、一流大学っていうのが大体100くらいあります。

多い!と思いませんでした?
日本でも、旧帝大学が確か7つくらい?あって、あと早慶上智を入れると全部で10くらいですよね。中国は人口が日本の十倍で同じく少子化だから、計算してみると、まぁ、だいたいそんなもんか、という感じになります。
数の力、強い。

◯そして、学費は寮費も含めて年間8万円くらい。
8万元じゃないですよ、8万円ですよ。
安!日本は年間50万円くらい行きますよ!?さらに下宿費別ですよ!?
いくらなんでも日本高すぎじゃないですかね…学びの可能性が減ってしまうよ…。普通の500mlペットボトルが3元(60円)なので、仮にそれを基準に物価が二倍程度違うとしても、それでも日本高いよ…。世界で一番学費が高いんだっけ。

◯あと大学院入試が大変らしいです。
今四年生はかなり苦しんでます。確か明日入試なんですよ。

大学院を外部受験することって、みなさんにとっては普通のことですか?
わたしにとってはあまり普通のことじゃなかった。多くの人はそのまま教授について進学して、学校を変える人はよほど教授と折り合いが悪かったのかなと感じちゃうんですが(これは個人的な意見なので日本人全体のことは言えないと思います、わたしの出身大学は大学院大学に近い大学だったんだと思う)、中国では、そのまま大学の大学院に入ると「優秀じゃない」という印象があるそうです。

わたしの友達も何人か、大学院に行きましたけど、確かにみんな学校を変えてますね。

旅行中に知り合った子で、今北京大学の博士課程にいる友達がいて、中国最高学府かよ!って感じなんですが、彼女はもともととある二本大学の学生でした。
ちなみに物理学部。多分宇宙のことを勉強してます。なんか…なんか…すげぇな……。チャイニーズドリームかよ…。

◯あとね、これは大学の話じゃないんですけど、昔は就学年齢の規定がぼんやりしてたらしくて、16歳で大学に入る人とか時々います。大学四年生で今、ハタチの子がいる。
飛び級もあるしね。北京大学にはそういう子向けの少年クラスがあるそうです。
でも、飛び級する子って意外と勉強以外のことは全然ダメだったりして、最年少(たしか11歳かな?)で北京大学に入った子がいたんだけど、生活がぐちゃぐちゃだったらしくて、3年留年した結果退学、18歳でもう一度北京大学を受け直した子がいるとききました。結局普通の年齢に戻った。笑
逆に田舎の方では中学校に入るのに3年待ちとか(子供が少ないから)で、今わたしと同い年の学生もいます。そういう子に対してどういう態度で接すればいいかちょっと微妙。学生の方は「同い年〜〜!♡」みたいなノリで来てくれるんだけど…。

◯あとよく書いてることですが基本的に全寮制です。下手したら高校、中国も。
張家界が地元の子でも寮に入ることある。寮は6人一部屋くらいだから、仲良くなる、または仲が悪くなると面倒なことになる。

中国と日本の大学、結構違いますね。
というわけで今日はこの辺で!
テストを作らないとやばいぞ♡